3. シャボン玉はなぜキレイなのか ?

 シャボン玉は殆ど透明な石鹸水の膜からできていて、太陽の光の中からその膜の厚さに相応した色の光を選び出しているので、濁りのない澄んだ、いろいろな色を現しています。
 そして他の色を汚くする茶色系の色がほとんど現れないことです。
 また、これらの色は時間とともに変化していきます。さらに太陽からの直接の光を膜の表面で反射して眩しいほどキラキラとした白い光も放っているので、シャボン玉は美しくキレイなのです。
 多色の中の白と黒(無彩色)は、その視野を引き締めてくれます。また、食事のときの口直しの効果と同じで、飽きがくるのを防ぐ働きもします。

 シャボン玉がキレイに見える理由や条件を挙げると次のようになります。

1. シャボン玉はいろいろな色を出すからです。
シャボン玉は、光が石鹸水の膜を通るときの距離に応じた色をだしているのです。だから同じシャボン玉でも、距離の短い真ん中の部分と距離の長い端の部分では違った色をだしているのです。
2. シャボン玉は透き通った色(透明な色)だからです。
同じ赤でも、印刷された赤は透明度が低いので濁った感じがしますが、赤いセロファンを通った赤は透明度が高く澄んでいてキレイに感じます。
3. シャボン玉の色は分光された色だからです。
干渉による自然光(太陽の光)の分光だから、プリズムによる分光と同じく色の純度(純粋さ)が高いのです。
4. シャボン玉の色には茶色がほとんど現れないからです。
茶色系統の色が入り混じると、分光された青から赤までのきれいな色を全部汚れた色にしてしまうのです。
5. シャボン玉は色が次々と変化するから美しく飽きないからです。

膜の厚さが水の蒸発によって徐々に薄くなるにつれて、赤から緑→青→紫を繰返し、最後は灰色に変わって破れます。

6. 眩しいほどの白や暗黒の黒も含まれていて、各色を引き締めているからです。
時には金銀などの金属の色も表します。
7. シャボン玉は同時にいくつも浮かせて見ることができるからです。
一つよりも数の多い方が刺激が強くなります。
8. シャボン玉は、太陽の直接の光を反射して強い白の光を放ったり、透過して背景の暗黒をだしたりしてコントラストを付けるので、一層美しさを強調したり、飽きがくるのを防いでいます。

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